関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
今、人気の成分として、毎日耳にしない日がないくらいなのが「ヒアルロン酸」ですが、ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分です。体や関節の動きをスムーズにするために、体液状で体内のあらゆるところに存在しています。特に関節では、関節液や関節軟骨に多く存在し、潤滑油として働いています。
ヒアルロン酸の大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるというその保水性で、それにより軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。
日本国内でヒアルロン酸が医薬品として販売されたのは1987年ですが、これはその変形性膝関節症への効能が薬効として認められたためです。
さてその、いつまでも若々しくいるために必須と言えるヒアルロン酸ですが、問題は年齢と共に徐々に減少してしまうことですね。そのために健康意識が高い人を中心にヒアルロン酸が支持されているわけですが、体内のヒアルロン酸を増やすためには別の方法もありそうなことが分かってきました。
サンシントレーディング社が実施した実験によれば、精力剤としてのイメージの強いマカに、ヒアルロン酸を生成する働きがあるとのことです。
マカとは南米ペルーに植生するアブラナ科の植物です。土の栄養素を根こそぎ吸い取るため、マカを栽培した土地はしばらく何も育たないといわれるほど豊富な栄養を含んでいます。
そのマカにヒアルロン酸生成能力があるとは驚きですが、実験では、十分な増殖が確認されたヒトの肌細胞の培養液にマカ粉末を添加し、2日間培養後のヒアルロン酸の量を測定しました。その結果はこのようになっています。
何も加えなかったコントロール群が1mlあたり628ngのヒアルロン酸量だったのに対して、マカ0.05mg/mlの群は目立った効果がない一方で、マカ0.5mg/ml群は692ng、マカ5mg/ml群は720ngと、明らかにヒトの肌細胞のヒアルロン酸の産生量が増えていることがわかります。
精力剤としてのイメージが強いマカですが、アンチエイジング効果もある、ということですね。そうしたアンチエイジング効果に着目したマカ・サプリメントとしてはこういう商品もあります。参考になさってください。
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ただし、上記の実験結果をよく見てみると、確かにマカにはヒアルロン酸を生成する働きがありそうですが、それより多くのヒアルロン酸を生成する結果となったのが、NAG1mg/mlのグループです。こちらは何と767ngですね。NAGは何の略かと言うとN−アセチルグルコサミン、要はグルコサミンのことですね。
つまりグルコサミンを摂取すれば、マカ以上にヒアルロン酸を生成する働きがあることが示されたわけですね。
グルコサミンとヒアルロン酸の相乗効果についてはこれまで何度かご案内してきましたが、こうした実験でもそうした効果が表れた、ということになります。
ヒアルロン酸を効果的に摂取されたい方は、ヒアルロン酸だけでなく、グルコサミンも一緒に配合されたサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。
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