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若い人にはない変形性ひざ関節症

コラム:ひざの痛みをとる方法
「若い人にはない変形性ひざ関節症」


二次性の変形性ひざ関節症はケガが引き金になりますので、若い人でも発症する可能性がありますが、原因がわからずにひざが痛くなる一次性の変形性ひざ関節症は、若い人がなることはありません。

あるとしてもそれはたいへん特殊な場合です。20歳代でひざが痛くなったら、それは変形性ひざ関節症以外の、なにかほかの病気です。

変形性ひざ関節症に似た症状で、もっとも多いのが慢性関節リウマチです。これは炎症が強くて、関節炎といいます。また、病気のしくみは変形性ひざ関節症とはまったくちがうものです。

この二つの患者数はかなり差があります。変形性ひざ関節症は、慢性関節リウマチの10倍以上にもなります。

慢性関節リウマチについては、つぎに述べますが、もっとも大きなちがいは、発症の年代です。

大きく分ければ、20歳代、30歳代、40歳代は慢性関節リウマチ、50歳代以上は変形性ひざ関節症といえるでしょう。

中高年の人で慢性的にひざが痛くなるものは、ほとんどが変形性ひざ関節症です。

しかし、場合によってはそれ以外のものもあります。次回以降、それらについて簡単にふれて、見分け方をお話ししましょう。

参考になさってください。

なお、自分が変形性ひざ関節症ではないか?と思ったら、専門の病院で診察を受けること、そして急性期の痛みがおちついたら、それ以上悪くならないようにコントロールすることです。セルフコントロールの方法として代表的なものはヒアルロン酸の活用です。

関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントを活用してみてはいかがでしょうか。

ヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。

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