コラム：ひざの痛みをとる方法
「安静第一という考え方はもうとらない」

５０年以上も昔には、いまでこそさまざまな薬や手術法によって治療や軽快が望めるいろいろな病気に対しても、なんら有効な手だてがなく、ただじっと安静を保って自然の快癒を待つしかなかったのです。

現在は安静に対する考えは大きく変わりました。どんな種類の病気でも「できることはつづけてください」というのが考え方の基本です。

治療法が大きく進歩し、「安静」に頼らなくてもよくなってきたからです。

さらには、痛みなどの症状で日常生活などの活動が妨げられる場合は、鎮痛薬、そのほかの薬や手段でその症状を抑えたうえで、活動をつづけるというふうに考え方が変わっています。

日常生活をなるべくふつうにつづけていくことによって、不必要にからだの各部位を萎縮させたり、弱らせたりさせないことが原則になっています。

かつてほど安静第一という考え方はもうとらなくなりました。

参考になさってください。

なお、自分が変形性ひざ関節症ではないか？と思ったら、専門の病院で診察を受けること、そして急性期の痛みがおちついたら、それ以上悪くならないようにコントロールすることです。セルフコントロールの方法として代表的なものはヒアルロン酸の活用です。

関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントを活用してみてはいかがでしょうか。

ヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら３つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。

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