関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
コラム:ひざ痛を治そう!
「関節腔拡大法とは?」
関節はよく動くことが使命ですから、接合部は常に滑らかに動くように、二重三重の工夫がなされています。
まず接している骨の頭部には必ず軟骨があり、クッションの役割を果たしています。
さらに、その軟骨を関節包という膜が包んでいます。
関節包は外層の線維膜(線維層)と内層の滑膜(滑膜層)の二層からなり、関節の接合部全体をくるんでいます。これが関節腔と呼ばれる関節の隙間です。
関節包の内側には滑膜があり、ここから滑液(関節内液)が分泌され、関節腔を満たしています。これによって関節軟骨の細胞に栄養を供給したり、関節にかかる圧力が和らげられたりしているのです。
また、滑液は軟骨の表面をツルツルにして、摩擦を軽減したり、滑りやすくしたりすることにも役立っています。
ヒアルロン酸やコンドロイチンなどの軟骨成分を摂取することに加えて、関節腔拡大法は、この関節腔を拡大し、関節内液の循環を高めることを目的とした運動です。これによって、次のような改善が期待できます。
・軟骨をはじめとするひざ関節内への栄養補給を促し、細胞の活性化を高める。また、痛みの物質を消散させる。
・ひざ関節を構成する関節包や靫帯、筋肉の伸縮性を調整し、その萎縮を抑制して可動域を拡大する。
・滑膜の働きを正常に近づける。
などです。
運動法の詳細はまた改めてご紹介します。
参考にしてみてください。
なお、ひざ痛が気になる方に愛用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分ですが、その大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるという、その保水性です。最近、美容や関節サプリメントの主成分としてヒアルロン酸が注目されていますが、これは主にこの能力によるものです。
ヒアルロン酸はその保水能力により、関節の中で、軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントも活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。
>>>最新のヒアルロン酸ランキングはこちら