関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
コラム:ひざ痛を治そう!
「この基本運動だけで痛みは改善する」
今回、ご紹介する基本運動は、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどの軟骨成分を摂取することに加えて、ひざの動きに必要な筋肉や靭帯などを総合的に調整していく運動です。
自分の症状に適した応用運動を行う前の準備運動として行ってもいいですし、特に適した応用運動が見当たらない人は、この基本運動を続けるだけでも痛みの改善にはじゅうぶ
ん役立ちます。
必須運動ではないので、時間の余裕がない場合はこの基本運動を飛ばして、応用運動に直接入っていただいてもけっこうです。
1.腰の「く」の字倒し
腰と背中の筋肉を柔らかくすると同時に、太もものストレッチにも効果があります。
2.足の弓ぞり運動
太ももの前の筋肉を伸ばすことにより、ひざの可動域(動く範囲)を拡大し、腰の後わん(後方への弩曲)を和らげます。
ひざ痛の患者さんは、痛みをかばおうとして腰を後ろに引き、軽くひざを曲げる姿勢をとりがちです。そのため、太もも前面の筋肉(大腿四頭筋)に必要以上の緊張が加わることで、ひざのお皿(膝蓋骨)の動きが悪くなってしまいます。弓ぞり運動は、それを解消するための運動です。
3.うつぶせでのひざと足首の回転運動
ひざ関節の靭帯や腱、関節包を柔らかくし、可動域を拡大します。正座を可能にする運動の一つです。
4.足の内曲げ、外伸ばし(半月板調整法)
半月板の位置を正常にし、さらに膝蓋骨(皿)の動きを円滑にして可動域の拡大を図る運動です。ロッキング(円滑にひざが動かなくなる状態)やひざ崩れにも効果的です。
5.足首の8の字ゆらし
足首の可動域を拡大することにより、ひざや股関節、腰への負担を少なくします。ひざの人工関節置換手術をされた方にも有効です。
詳しい運動方法については次回以降のコラムでご紹介したいと思います。
参考にしてみてください。
なお、ひざ痛が気になる方に愛用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分ですが、その大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるという、その保水性です。最近、美容や関節サプリメントの主成分としてヒアルロン酸が注目されていますが、これは主にこの能力によるものです。
ヒアルロン酸はその保水能力により、関節の中で、軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントも活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。
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