関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
コラム:ひざ痛を治そう!
「人工関節手術後のリハビリ運動」
ひざ痛を治すためには、ヒアルロン酸などの関節成分の補充も有効ですが、それ以外にも家庭でできる簡単な治療方法があります。
ひざ関節の手術後は一定期間病院でリハビリを行い、退院ということになります。
しかし、その時点でひざが完全に復調している例はまれで、多くの患者さんは帰宅後も自主的にリハビリに取り組まなくてはなりません。指導者もいない孤独な作業ですから、そこにはさまざまな悩みや不安が生まれるのも当然といえるでしょう。
患者さんが訴えられる不安や症状を大別すると、次の四点になります。
1.痛みや熱、腫れ、発疹がなかなか引かない。
2.支持性、つまり体重がかけにくい、あるいはかけるのが怖い。
3.ひざの曲げ伸ばしができない、あるいはするのが怖い。
4.杖を手放せない(手術後、相当の期間が過ぎても)。
ここに紹介する運動はごく基本的かつ安全なものですが、やはり始める前には必ず担当医に相談してください。
・足首の8の字ゆらし
1.上半身を起こして床に座るか、またはあお向けに寝て、両足をまっすぐに伸ばす。
2.かかとと左右の足の親指を横にそろえて、足首全体で8の字を描<。
※横・逆横・縦・逆縦の4パターン各15回を1セットとし、1日2〜3セット行います。
[注意点]
1.8の字はできるだけ大きく描いてください。
2.ときどきポキポキという音がすることがありますが、腱の音なので心配はありません。
3.途中で痛みが出た場合は、すぐに中止してください。
4.8の字の描き方がわかりにくい場合は、横のときはひらがなの「い」を、縦のときはアルファベットの「Z」をイメージして行ってください。
・床に座って、かかとの8の字ゆらし
1.上半身を起こして床に座り、両足を腰幅に広げて伸ばす。
2.痛くないほうの足はそのまままっすぐに伸ばしておき、痛いほうの足のひざ裏を床から10センチ程度浮かすように曲げる。
3.痛いほうの足のかかとで小さく8の字を描く。
※横・逆横・縦・逆縦の4パターン各15回を1セットとし、1日2〜3セット行います。
[注意点]
1.8の字はできるだけ小さく描いてください。
2.途中で痛みが出た場合は、すぐに中止してください。
3.8の字の描き方がわかりにくい場合は、横のときはひらがなの「い」を、縦のときはアルファベットの「Z」をイメージして行ってください。
参考にしてみてください。
なお繰り返しになりますが、ひざ痛が気になる方に愛用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分ですが、その大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるという、その保水性です。最近、美容や関節サプリメントの主成分としてヒアルロン酸が注目されていますが、これは主にこの能力によるものです。
ヒアルロン酸はその保水能力により、関節の中で、軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントも活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。
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