関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
コラム:ひざ痛を治そう!
「ひざ痛を治す、家庭でできる運動3」
ひざ痛を治すためには、ヒアルロン酸などの関節成分の補充も有効ですが、それ以外にも家庭でできる簡単な治療方法があります。
ここからはそうした運動をいくつかご紹介していきたいと思います。
・イスに座ってのかかと、または指先での8の字ゆらし
1.イスに座り、両ひざを90度に曲げる。
2.片足ずつ、かかとや指先で床に8の字を描く。
3.横・逆横・縦・逆縦の4パターン各15回を1セットとし、1日2〜3セット行います。
[注意点]
1.8の字はできるだけ小さく描きます。
2.動きにくいパターンでも焦らず、痛みが出ないようにゆっくり行ってください。
3.痛みが出たらいったん休み、楽になってから再開してください。
4.8の字の描き方がわかりにくい場合は、横のときはひらがなの「い」を、縦のときはアルファベットの「Z」をイメージして行ってください。
・足の横上げ(かかとの突き出し)
1.痛むほうの足を上にして、横向きに寝る。
2.上の足を斜め前方45度の位置まで移動して床につける。足を床につけたままの姿勢で、かかとをダーツと前に突き出し(足指を自分の顔に向けるようにするといい)、15秒開静止したあと、足の力を抜き、再度行う。
3.1日20回程度くり返します。
[注意点]
1.ひざに痛みが出たら、すぐ中止してください。
2.腰の痛くない方は足を床から平行に浮かせて行うと、効果的です。
・ひざ関節のあそび調整
1.イスに座って、足を床につける。
2.太ももを両手で固定して、足先を浮かせて左右に振るような感じで、ゆっくり大きく動かす(足先を動かしにくい場合は、かかとを浮かせて左右に振る)。
3.1日1回、30秒間行います。
[注意点]
1.痛みをこらえてまで大き<振らないようにしてください。
・うつぶせでのひざと足首の回転運動
1.うつぶせに寝て、悪いほうの足のひざを90度に曲げる。
2.曲げた足を、ひざを支点に足首で円を描くように外回し、内回しさせる。
3.片足ごとに外回し、内回しを30回ずつ行います。これを1日1回行います。
[注意点]
1.無理に大きく回す必要はありません。
2.円を描く際に痛みが出るようなら、小さな円から始めて、痛みがなくなったら大きな円を描くようにしてください。
3.かかとで円を描くとき、ひざにグキグキ、ポキポキといった音や軽い痛みが発生することがあります。この場合も小さな円から始めると、運動開始後2ヵ月程度で音や軽い痛みがなくなるようです。それでも音や痛みが消えない場合は運動を中止してください。
4.ひざは90度に曲げて行うのが理想ですが、無理な場合はできる範囲の角度でけっこうです。
参考にしてみてください。
なお繰り返しになりますが、ひざ痛が気になる方に愛用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分ですが、その大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるという、その保水性です。最近、美容や関節サプリメントの主成分としてヒアルロン酸が注目されていますが、これは主にこの能力によるものです。
ヒアルロン酸はその保水能力により、関節の中で、軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントも活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。
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