関節・美容成分「ヒアルロン酸」を徹底比較!
コラム:ひざ痛を治そう!
「全身症状にもなりえるひざの痛み」
ひざの痛みというのは、単にひざ関節だけでなく、腰や股関節、足関節の不具合から来ている場合も少なくありません。
たとえば、股関節の変形があれば、股関節のどこかに痛みが発生するのが通常です。
ですが、痛みを避けるために、ある一定の方向や場所に荷重をかけなければ痛まないこともあります。
我々は無意識のうちに痛みの出ない歩き方や動かし方を探り、日常生活を行おうとします。これを「代償行為」といいます。
代償行為というのは、本来働くべき組織(筋肉や靫帯など)が痛みにより使えないために、補助的な組織が動きや働きを肩代わりすること、いわば野球でいえば、ピンチヒッターです。
これは体の動きとしては不自然です。緊急避難として、一時的にそうなるだけならいいでしょうが、日常的な仕草、動作として続くと、故障の原因になってしまいます。
股関節の故障の場合では、ひざ関節の組織が代償行為を受け持つことが多く、そのために痛みも発生しやすくなります。
この場合は、いくらひざを治療しても、痛みのもとである股関節の問題を解決しなければ痛みは改善しません。
実際、ひざ痛の原因をよく調べてみると、ほかの関節に問題があることがわかり、そちらのほうの靫帯や筋肉を調節することでひざ痛が解消したという例は、少なくありません。
たとえば、とある日舞の高弟の方が、そうでした。この方は30年以上、ひざ痛で苦しまれていました。あちこちで「ひざの治療」も受けていましたが、はかばかしくありません。
それもそのはずで、この方のひざ痛の原因は股関節にありました。股関節の動きが悪くなっていたのを知らず、ひざでかばっていらっしゃったようです。
そこで、ヒアルロン酸やコンドロイチンなどの軟骨成分を摂取することに加えて、まず股関節の動きをよくする運動から少しずつ始め、その後にひざに力点をおくような運動メニューを作成し、行っていただいたところ、できなかった正座もできるほどに改善し、踊りの動きも、ふだんの歩き方も見違えるほど若々しくなりました。
もちろん、ほかの関節の不具合がひざ関節に影響するだけではありません。逆に、ひざ関節の不具合がほかの関節の不具合を誘発することもあります。その意味で、ひざの痛みは全身症状にもなりえます。
参考にしてみてください。
なお、ひざ痛が気になる方に愛用されているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸とは、ムコ多糖類の代表的な成分ですが、その大きな特徴は1gで6リットルの水を保持できるという、その保水性です。最近、美容や関節サプリメントの主成分としてヒアルロン酸が注目されていますが、これは主にこの能力によるものです。
ヒアルロン酸はその保水能力により、関節の中で、軟骨の持つクッションの役割を補完・代替してくれることから、関節系のサプリメントの主要成分として重宝されている、というわけです。関節痛や変形性ひざ関節症にお悩みの方はヒアルロン酸サプリメントも活用してみてはいかがでしょうか。
ちなみにヒアルロン酸の飲み方として、同じく軟骨を形成する成分であるグルコサミンや、その形成を助けるコンドロイチンと同時に摂ることで相乗効果が期待できると言われています。最近ではこれら3つの成分が同時に摂れるサプリメントも販売されていますので、興味がある方は試してみてください。
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